経済的合理性を考える

仕事が終わったのはあいかわらず深夜だったんだけど、帰り道、いつもと違う光景があった。ガソリンスタンドに車が列をなしていたのだ。そういや明日から値上げか。以前にも書いたような気がするけど、たとえ10円も値上がりするからといって、順番待ちをしてまで給油するすることに経済的合理性はまったくない。帰宅途中にスタンドがあったから寄ろうか――ならわかる。しかし彼らはわざわざ給油するために出かけ、しかも並ぶのだ。ちょっと考えればわかるはずだ。ガソリンは入れ溜めできないし、移動にも順番待ちにもガソリンを消費する。もしも価格が3倍になるとかならわかるが、たたが10円。場合によっては損をしてることもあるかもしれない。そんなことをするくらいなら、早く帰ってさっさと寝てしまったほうがよっぽど経済的だ。まったく不思議でならない。

ウェブ2.0で稼ぐ!―進化するビジネススタイル

日経産業新聞編『ウェブ2.0で稼ぐ!―進化するビジネススタイル』日経経済新聞出版社、07年)を読了。ウェブ2.0的なウェブサイトや企業、キー・パーソンを、インタビューなどを交えながら紹介していく。知らないものもたくさんあって興味深く読むことができた。良くも悪くも新聞社が作った感じだが、いまウェブ2.0でみんなどんなふうに稼いでるんだろ――ということを簡単に知るには手頃な一冊だろう。

(無題)

日中仕事がばたばたしてやりたいことがどんどんたまっていく。昔からそうなんだけど、やりたいことややるといいだろうなぁという仕事上の色んなことを思いつきはするんだけどなかなか実行に移せないタイプだ。前はそういうのをコツコツと実行できるすばらしき部下たちがいたので問題は解決だったんだけど今は考える人も実行する人も褒めてくれる人も自分しかいないので結局進まず、考えっぱなしの毎日だ。1日が30時間あっても・・・多分変わらないだろうな。今もかなり睡眠時間長いし。その時間を少し削ってやればずいぶん進んでるはずだもん。1日が80時間くらいあれば少しは進む気がする。寝ることとご飯を食べることと畑仕事をすること以上に仕事が楽しければもう終わってるとは思うんだけどね。
最近昔の推理もののテレビドラマ(シャーロックホームズ、ミス・マープルなどなど)をDVDで見ていると前に日記で書いたのだが、昨日また見ているとミス・マープルがホテルでの朝食をベッドの上でとっていた。よく洋画などで朝食をベッドの中でとるシーンがでてくることがある。小さいころあれあこがれたなぁ。お姫様みたいでさ。今でもかなり高級なホテルでは可能なようです。イギリスのいいホテルなんかにはバトラーってのがいて(執事っていうことらしいけど)日本の仲居さんみたいに担当が決まっていてその部屋のマスターキーを持っているらしい。で、指示した時間になるとノックされるから「どうぞー」っていうとキーを使って中に入って朝食を用意、ベッドの上まで運んでくれるらしい。この歳になると、いや、この歳でそんなぜいたくな金持ち生活になれていないので、みずしらずのホテルの人に寝起きのベッドまで朝食を運んでもらうなんてまっぴらごめんだけど。マープルが泊まったバートラムホテルのモデルになったとされるブラウンズホテルとかフレミングスホテルというのがイギリスには実在している。一度泊まってみたい気もする。

ひとみを閉じて

定例のスタジオ練習。さしあたってライブの予定がないので、持ち曲を古いやつから順番に演ってみた。全19曲。時間の都合やらなんやらで演ったのは17曲だったんだけど、それでもブッ通しで1時間半もかかった。ずいぶんとあるもんだ。演ってみて思ったのは、まず、時系列で並べると、数曲おきに変化があるということ。それは作曲能力の向上だったり作風の変化だったりするんだけど、それが数曲おきにある。あと、ドラムに関して、だんだん簡単になっているということ。むかしの曲の方が難しい。まあ、しょうもないことなんだけど。そんなことより、やっぱり、これはずーっと思ってることなんだけど、ひとみさんが活きてないということ。僕はここ何年か金沢でいろんなアマチュア・バンドを観てきたけど、女性ボーカルで1番好きなのは――なんか告白みたいだけど、ひとみさんなの。技術やパフォーマンスでいえば上はたくさんいるんだけど、ワンフレーズでズキュンとやられるのはひとみさん。そういう人と一緒にやってるのに、活かせる曲を書いてない自分が腑甲斐なくてならない。とか言いつつ、いま準備してる新しい3曲はどれも高西さんメインなんだけど。来年こそ、来年こそ――。

それは演出かやらせか

たまたまテレビをつけたら、たけしの番組で、たけしとテリー伊藤と久米宏と小倉智昭と爆笑問題が、テレビの責任について討論していた。そのなかで演出とやらせの違いについてたけしが、熱湯コマーシャルはたいして熱くないのに熱がる芸なんであって、それを、あれは本当は熱湯じゃない!なんていうのは野暮だ――みたいなことを言って、それを受けて爆笑問題の太田が、そうそう、サンデージャポンでも、街頭インタビューで同じやつが何回も答えてるって雑誌に書かれたけど、あんなもんやらせでもなんでもない――みたいなことを言っていたが、やっぱりテレビがダメになってきたのは、やる側がダメになったからだ。たけしがいう熱湯コマーシャルはまったくその通りで、それに関しては視聴者のレベルが下がっているわけだが、太田がいう街頭インタビューは、いまじゃなくてもむかしでもアウト。太田はたけしに便乗したつもりだろうが、視聴者のレベルを下げ、たけしやテリー伊藤がやるネタがベタに受けとめられるようになったのは、太田のような演出とやらせの違いが分からないテレビ人が増えたからだ――ということをはからずも明らかにしてしまったように思う。彼らが現状にたいして、まったくやりにくくなったぜ――と嘆くなんて馬鹿げたはなしで、こうなったのは自分たちの「責任」だという反省こそ必要なのではないか。視聴者がテレビを変えたんじゃなく、テレビが視聴者を変えたのだから。

わたしを離さないで

カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』(早川書房、06年)を読了。著者は日本生まれのイギリス人で、『日の名残り』でブッカー賞を受賞、本書は発売されたその年に「タイム」誌のオールタイムベスト100に選ばれるという快挙を成し遂げた。タイトルからすると甘く切ない恋愛小説のようだが、ところがどっこい。まさかこんな話だとは思わなくて衝撃を受けた。作品の性格上、ストーリーを詳しく書くことはできないんだけど、与えられた運命をいかに受け入れ、そのなかでどのように生きるか、というテーマについて、3人の男女の生涯が、静かな筆致で淡々と語られていく。久しぶりに小説を読んで考えさせられた。おすすめ。

新しいこたつは不便だ。

リーダーの吉田さんより日記の数が300ほど少ないので、おいつくようにがんばるぞ!と思ったんだけど、1年は365日しかないわけで、追いつくにはほとんど丸1年私が書き続けて向こうが全く書かないというありえない事態が必要で、そう思うとすごい数だなぁって。というかそんなに日記がたまるほどバンドを続けていることに感慨しきりです。長いもんだ。
最近すごく寒くて毎年ならアパートで暖房をガンガンにつけるか実家のこたつにもぐりこんでいたんだけど、今年島田家は新しいこたつを購入したため入れないのです。なぜかというと椅子に座って入るタイプのやつだから。入ればいいじゃないか!って感じなんだけど、母さん椅子を2つしか買わなかったんだよね。そしたら必然的に入れる人は2人だけなんだよ。なんか小さい椅子を台所から持って行って入りなさいっていうんだけど、下がたたみだし、そんな椅子に座ってたら畳傷みそうだし。いつもおじいちゃんとお母さんが入っていて私は入れません。ためしにたたみに座って入ろうとするとこたつのテーブルからおでこしかでない。これじゃだめだ。こたつにもぐりこんでしまう。ということで自分の部屋でがたがた震えながら本を読んだりビデオを見たりしています。風邪ひきそう!

ツタヤ

そういえばものすごく遅くなりましたが、こないだのライブ、皆様本当にありがとうございました。ほんの数年前までは顔も知らなかったみんなに今はしっかり支えられて、毎回のライブができているんだなぁとつくづく思います。大人になってからはなかなか新しい友人というのもできにくいものですが、バンド活動を通して本当に沢山のいい友達ができたなぁと思います。みんなありがとう。あとは一人でも沢山新しい人にBBを知ってもらいファンになってもらうことだな。
ツタヤに行ってDVDを借りるのが生活する楽しみの内かなり大きな部分を占めるようになってきた今日この頃の恭子さんです。ツタヤクラブにも入会し、迷惑メールまがいのメールもくる中クーポンがメールで送られてくるのを心待ちにし、100円クーポンなんてこようもんならうっきうきででかけて行くのです。他のレンタルショップの方が安いことも知っています。でも好きなんだよねツタヤ。子供のころレンタルビデオなんてものが始まった時、ツタヤは憧れの場所でした。何かちょっとおしゃれなイメージすらあったもんなぁ。で、ツタヤ以外のショップはたいていアダルトな感じで、悪い人(いや本当は別に悪くないんだけど子供心にはね)が行くところだと思ってた。少し高いけれど健全で安心で安全、そんなイメージなんだよね。崩れないことを祈るばかり。休みの日に自分の部屋にいることはほとんどないため普通の映画はあまり借りないんだけど、平日の夜見るために短編のようなものをよく借ります。前にも書いたジェイミーオリバーの料理だったりスーパーナチュラルだったり。で、こないだからはなつかしのシャーロック・ホームズ、ミス・マープル、エルキュール・ポアロ、メグレ警視なんかを借り出しました。中学生の頃推理小説大好きっ子だった私はよくテレビでホームズやポアロをみていまいた。みんなやってたことすら知らないかもねえ。でも本当に面白かったんだよ。ホームズの本を読んで割と本気で炭酸水製造機を購入しようと考えていたくらいです。あと、自分の学校の階段の数数えたりとか。まあわかる人にはわかる話題ですが。機会があれば是非ベーカー街にも行って見たいです。ということで今からまた見ようっと。

インドはどっちだ

中国とロシア、インド3カ国の外相会談が行われ、デモを武力鎮圧したミャンマーへの制裁は導入すべきでないとの立場で一致したんだとか。これはアメリカにとって非常に痛いニュース。ミャンマーがどうのこうのじゃなく、この会談にインドが入っているということが。いうまでもなく中国とロシアはともに反米の独裁国家。アメリカ対中国・ロシアという構図で見たときに、インドがどちらにつくかでパワー・バランスは大きく変わってくる。インドは民主主義国家だが、中国・ロシアとは経済的な結びつきが強い。これまではどっちつかずのスタンスだったが、もしも腹を決めたのであれば、アメリカとしては一大事だ。アメリカはどう動くのだろう。

中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日―一極主義 vs 多極主義

北野幸伯『中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日―一極主義 vs 多極主義』(草思社、07年)を読了。著者いわく「わけのわからない世界情勢を世界一わかりやすく解説」した本――なんだとか。書名にもあるように、世界情勢をアメリカ対中国・ロシアという構図で解説したもので、これ自体は目新しいものではないが、どうしてそのように捉えることができるのか、その見方がわかりやすく書いてあるため、これを読めば、では世界は今後どのように動くのか――という予測までできるようになっちゃうというのが本書の優れたところ。おすすめ。

刺青

今日仕事で出かけていて、はからずも見知らぬ男の人の入浴シーンに出くわしてしまった。出先の駐車場に車をとめると目の前は民家でジャーッと水の流れる音がする。車から降りてふとそちらに目をやるとスポーツ刈りの若い男の人がシャワーをしているではないか!彼はなぜか窓全開でシャワーをしていたのだが、幸か不幸か見えたのは上半身のみ。しかし、その上半身が問題だった。割とがっしりしていて・・・とかそういう問題ではなくて、私が一瞬で見た限りでは全身、いや、上半身しか見えてないんだけど、見える限りどこもかしこも全部刺青がはいっていた。やばい!と思ってすぐに目をそらしたんだけど、それにしてもビッチリ刺青が入っていた。アメリカンな感じのポップなやつじゃなくて、鯉とか龍とか虎とかそういうやつ。じっくり見たわけではないので何の絵柄かはわかんなかったんだけど、遠山の金さんの肩に入っているみたいのがビッチリ入っていた。青っぽい感じね。いやぁはじめて生であんなに刺青入ったの見たなぁ。こんなことを言っていいのかどうかわからないけど、非常にきれいだった。刺青は暴力団の人がしていることが多かったりするからイメージもあんまりよくないし、公共の施設なんかでは入場が禁止されたりすることもあるから難しいとは思う。でも昔は装飾の意味合いでいれることが大流行した時代もあったようだし、絵画というかある意味芸術というか1枚の芸術作品として見ると構図や色合いなんか、かなり完成度が高いんじゃないかなぁ。人間がそれをまとってるから、人間はもちろん動くし、肌の色も状況によって色々変わるし、そういうことも考えの内にいれて模様を彫るっていう、動くものにアートするってところがただのキャンパスに絵を描くのとは違ってるっているかさ。あれだよね、あれ、すぐとれたらいいんだよね。大決心をして人生かけるつもりで刺青いれた人には怒られそうだけど。すぐとれて、しかもそんな皮膚の下に痛さを我慢して色素を入れるとかじゃなくてサクッとペイントできたらいいのになぁ。で、除光液とかメイク落としみたいな特別な洗浄剤みたいのを使えばツルッと取れるの。今は欧米のタトゥーの影響か昔ほど刺青に対して悪いイメージはないのかもしれないけど、これがサクッと取れればもっともっと市民権を得られると思うんだな。

どうでもいい転用疑惑

海上自衛隊がアメリカ軍のアフガニスタンでの対テロ作戦向けに提供した石油がイラク戦争でも使われたのではないか、といういわゆる転用疑惑を民主党はしつこく追及しているが、ご苦労なことだ。ほとんどの国民はそうだと思うが、これで本でも買いなさいとおばあちゃんがくれたお小遣いでプラモを買った――みたいな話なんて、どうでもいいのだ。民主党はいつもそうだが、こういう些末な――といっちゃあれだが、国民から見ると挙げ足取りにしか思えないことをムリヤリ争点にして、ここぞとばかりに退陣要求なんかを出して政権転覆を狙う。ほとんどコントだ。民主党が躍起になればなるほど、国民はまたかと思うし、民主党=野党が強化されていく。本当に政権を狙うのであれば、それらしいことをしてもらいたい。

「自由」は定義できるか(木星叢書) (木星叢書)

仲正昌樹『「自由」は定義できるか』(バジリコ、07年)を読了。リベラルを自称する知識人は多いけど、彼らはいったい何から自由なのか、自由であることは可能なのか、そもそも自由とはなんなのか――みたいな話を、ホッブズ、ルソーからカント、マルクス、そしてアーレントなど、思想史をたどりながら探っていく。「自由」というテーマでさまざまな思想家を串刺しにする鮮やかさは見事。こういう分かりにくいことを、分かりやすく、かつ分かりにくく語るなんて芸当は仲正にしかできない仕事だろう。それにしても、どうしてこれだけの知性がいちいちネットのウヨクやサヨクを気にするのか不思議でしょうがない。

これは宣戦布告だ

D.N.A Rock Cafe 3周年ライブに出演。ライブのスタートが3時で、出番が2番目の3時40分と早かったので、誰もいないだろうと予想してたんだけど、思ってたよりずっとたくさん来てくれた。これは頑張らなくちゃ――と思いながら幕裏でセッティング。で、このとき、幕の向こう側から、右だ左だと騒がしい声が聞こえてきて、なんだかずいぶん楽しそうだな、と思ってたんだけど、いやまさか、そんなことになっているとは。スタンバイOKでカウントイン、幕が開く――。そしたらなんと、おお私の神様!――オーディエンスが一列になって回っているではないか! みんなが縦に一列になって上半身を垂直方向に回転させて――とか説明しても分かりにくいんだけど、ZOOとかEXILEとか大人数のダンスグループがやるやつといえばいいか、、新体操のリボンみたいになるやつといえばいいか、とにかくそれをやってたわけ。笑ったんだけど、いや、待てよ、と。客が出演者より派手なパフォーマンスをするってどうなんだ、と。だから僕は――というかメンバー全員そうだったと思うんだけど、これを《宣戦布告》だと受け止めたわけ。負けてたまるか。今日はそんな感じのライブだった。おかげで心配していた難曲「レジスタンス」もなんとか叩けたし、みんな大きなミスもなく、いい演奏ができたんじゃないかと思う。ほんと、今日は、バンドやってて良かったな、と思った。みんなには本当に心から感謝。ありがとう。さて、ライブは10時頃までの長丁場で、めちゃめちゃ疲れたけど、楽しいライブだった。今回1番印象に残ったのは、司会の「鼻毛の森」さんがおもしろかった、ということ。