掃除は終わらないけど

明日は、いや、今日は大晦日だというのにちっとも掃除が終わらない。それでもトイレにお風呂に洗面所に洗濯場にと、なんとか少しずつ進めてきたのに自分の部屋ではまってしまった。自分の部屋の掃除は苦手だ。片付けようとすると色んな物が出てきて、つい読んだり見たり聞いたりしてしまうから。いっこうに進まない。それでも今年はいつもの年とは違う。1日はかかる掃除が4時間たった今、あと2割程度で終わりそう。DVD見ながら本読みながらお酒飲みながらつまみ食べながらにしちゃかなり早い。昨日の会社の掃除からそうだったんだけど、親の年齢を感じるのと比例して掃除をやんなきゃ!というか掃除やるぞ!という気持ちがわいてくるようだ。これもある種の成長だろうか。そうだといいんだけど。
吉田君の日記には今年1年が過ぎるのがすごく早かったって書いてあったけど、いつもは私もそう思うんだけど今年は違った。今年は仕事を変わったり家をかわったり環境の変化がものすごくあったせいか、ほんとに長い1年だった。ああ、もう一年たったのかという気持ちもあるけど、それより圧倒的に、まだ一年しかたっていないのかと思う。これだけやってまだ1年。やり残したこともすごく沢山あって、まだ1年しかたってなくてよかったー、助かったー、って気持ちもかなりある。来年はそんな甘々なことを言わずにすむようにもっとカツカツがんばんないとね。
明日、いや、今日年越しライブがある。毎年の恒例になっててこれがないとって気もする。みんな大晦日のそんな時間に来られるのかわからないけどとにかく楽しくパーッとやりたい。車だからお酒が飲めないってのがほんとに残念。楽しい年越しになりますように。少しはお客さんがいますように。

日経はそんなの関係ねえ

日経新聞のコラム「春秋」を読んで笑ってしまった。

「KY」対「そんなの関係ねえ」。今年、矛盾するような二つの言葉が同時に流行した。前者は空気(K)を読めない(Y)人への非難。後者は場の空気に構わずパンツ1枚で踊りながらこの語を連呼する若手芸能人を発信源とする。

後者の説明があまりに直截でおもしろい。これに限らず、ギャグというのは直截に説明するとギャグそのものよりおもしろくなることが多い。たとえば――、えっと、そうだ、ダチョウ倶楽部の「聞いてないよ」は、《すでに聞いているにもかかわらず、あたかも聞いていないかのように「聞いてないよ」と怒る様」とか。まあそれはさておき、コラムではつづけて山本七平が引き合いに出され、宮台真司の論考を参照しながら、

空気を読み、顔を使い分け、即興で役割を演じる。そんな日々への倦(う)みを「関係ねえ」の連呼への喝采に見るのは深読みが過ぎるか。

と締める。 まったく深読みだと思うが、よくできたコラムだ。そんなことより気になったのは、山本と宮台は名前を出されているのに、なぜメインであるはずの小島よしおの名前が出ていないのかだ。そこは日経としての矜持なのだろうか。

全曲集

梶芽衣子のベスト・アルバム『全曲集』(04年)を聴く。 タランティーノの映画『キルビル』で使われていた「怨み節」がどうしても聴きたくて。他にもいい曲がたくさんあった。詞も曲も編曲も驚くほどクオリティが高い。最近のくだらない演歌はまったくくだらないが、それとえらい違いだ。おすすめ。

2007年マイ・ベスト・アルバム

仕事納め。手がけている大きな案件がいままさに佳境だから、気持ち的にはまったく納まった感じがしない。年末モードでもまったくないんだけど、明日は30日であさっては大晦日か。にわかに信じられない。年々、1年の体感速度が速くなっていくけれど、今年はとくに速く感じられた。なにをしたっけ?と振り返っても、ろくに思い出せない。曲も1曲しか完成しなかったし。なにで読んだかは忘れたけれど、大人になるにつれて1年が短く感じられるようになるのは、たとえば5歳の子供にとっての1年はそれまでの人生の5分の1だが、50歳の大人にとっては50分の1でしかないからだと。文学的な説明でしかないけど、読んだときは妙に納得した。だけど今年1年は、そういうリニアな加速じゃなくて、一気に跳ね上がった感じがするのだ。来年もこんな調子でさらに加速したら、なにもできやしないじゃないか。

アイア・ワークス

ザ・デリンジャー・エスケイプ・プランの3rdアルバム『アイア・ワークス』(07年)を聴く。お気に入りのバンドだからそれなりに期待して聴いたんだけど、それをはるかに上回った。まさかこんなアルバムを出してくるとは。バンド本来の複雑でカオティックで暴力的なハードコア・サウンドはそのままに、前作『ミス・マシーン』で見せたキャッチーさは輝きを増した。もちろん賛否両論はあるだろう。もっとハードコアを! だけどそんなバンドは掃いて捨てるほどいるじゃないか。でもこの作品は彼らじゃなきゃ作れない。今年最後に聴いたこのアルバムを、今年のベストとする。

というわけで今年のマイ・ベスト・アルバムは以下のとおり。

  1. ザ・デリンジャー・エスケイプ・プラン『アイア・ワークス』
  2. サージ・タンキアン『エレクト・ザ・デッド』
  3. アヴェンジド・セヴンフォールド『アヴェンジド・セヴンフォールド』
  4. リンキン・パーク『ミニッツ・トゥ・ミッドナイト』
  5. アークティック・モンキーズ『フェイヴァリット・ワースト・ナイトメアー』

今年は新譜をたくさん聴いたから挙げだしたらキリがないので5枚だけ。次点はホワイト・ストライプスかな。邦楽もめずらくたくさん聴いたし、いいなと思うアルバムもたくさんあったけど、でもやっぱりベストとなると洋楽ばっかりになっちゃう。来年もいいアルバムをたくさん聴けますように。

年賀状

今ようやく年賀状を書き終えた。いつもになく早く書けた。いつもは30日くらいに出しに行くんだもん。今年は1日に着くかもしれない。なんだか年賀状だけの付き合いの人もいて、いったいどのタイミングで出すのやめようかって・・・相手もそう思ってるだろうなぁと考えながら、それでも関係が全く途切れてしまうのももったいないから結局また書いてしまったりして。それでも毎年出す人が少なくなってきている気がする。多分私40代とかになったら年賀状10枚くらいしか出さなくなるな。うん。しかし就職したあたりからプライベートで仲良くなってもお互いの住所を聞きあったりしなくなった。なんでだろ。学生の時は年賀状出したいから住所教えて、って言って聞いてたのに。はがきとか封書とかそういうの自体をあまり出さなくなってきているからかもしれない。でも、今すごくお世話になっている人にこそ年賀のご挨拶を送らないといけないのかもしれない。うん。これじゃいかんのだな。来年からそうしよっと。

後・首が回らなくなった

練習中に首を痛めてから10日以上経つわけだが、まだ少し痛みが残っている。日常生活に支障がなくなったのが1週間後。それまでは横を向けないために車の運転ができず、上を向けないためにウガイができなかった。いまは大きく動かすと若干痛いというレベル。年末ライブまでに痛みはほとんどなくなるだろうけど、心配なのは、またなったらどうしよう――とビビッて、ちゃんと叩けないんじゃないかってことだ。で、アスリートなんかがよく故障部位をサポートするために筋トレをしたりするが、それを真似て数日前から首から背中にかけてを強化するような運動をしている。そのせいで現在筋肉痛。たぶん逆効果だ。

日本という国 (よりみちパン!セ)

小熊英二『日本という国』(理論社、06年)を読了。小熊英二を読もうと思ったのだが、代表作『〈民主〉と〈愛国〉』は超大作で値段も6千円以上するし、とりあえず中学生向けのシリーズ「よりみちパン!セ」の1冊として書かれたこれから読もうかと。日本の外交を理解するために、明治期と第二次世界大戦後をフォーカスし、日本がどのように諸外国と接してきたかを概説する。資料を参照することで中立的には書かれているが、小熊自身がインタビューで語っているように、基本的には「新しい歴史教科書を作る会」や小林よしのりに対抗するスタンスだから、ここでも党派色は見られる。そこらへんを理解したうえで読むぶんには良書だと思うが、中学生に読ませるとなると難しい問題もあるんじゃないかと思う。書いてあることはいいとしても、書かれていないことを知らないと、判断することもできないだろうから。

さばきたいなぁ

今日ご飯を食べながらテレビを見ていると、所さんの奥さんが出ていた。あまりテレビで見かけないような気がするのですごくおどろいた。私の好きな男性芸能人は所さんと金城武とリリーフランキーなので、そのトップである所さんの奥さんには非常に興味があるのだ。いつも所さんはテレビですごく奥さんのことをほめていて、いったいどんな人だ?と思ってたんだよね。見て驚いたのは体がいかついこと。そんなにムッキムキなわけではないんだけど、太っているというよりはがっしりした体つきだった。しっかりした感じの顔つきだし。こう、なよなよした感じはなく、自分がしっかりありそうな顔つきっていうのかしら。でも女性らしく見える部分もちゃんとあって、すごくバランスのとれた素敵な人だった。そして、あまりに料理上手なのにびっくり。15kg以上あるブリを出刃包丁1本で解体していた・・・。すごいね。料理上手っていうのとちょっと次元が違う感じ。でもいいなあ。ブリ解体してみたい。前テレビでマグロを包丁1本で解体する仲買人を見たんだけど、ほんと気持ちがいい。スーッとする。スパーッと切れちゃってさ。ああいうのにあこがれる。大きな魚とか、鶏とか解体できる人。まあ牛とか豚とかになっちゃうとちょっと勘弁って感じだけど。今度是非大型魚の解体に挑戦したい。一匹丸で買うことはすごく簡単にできるんだけど、ちゃんといい場所でちゃんとさばけないといけない。ちなみに辻調理師専門学校のサイトには裁き方がちゃんとのっています。鶏やうさぎのさばき方までのってたりする・・・。今日は仕事で久々に激怒したので疲れたせいか、非常に魚をさばきたい気分です。ん~っ、さばきたい!

待ち遠しいぞ正月

近頃ちょっと日記をさぼってしまった。仕事が忙しくなると夜自分の部屋のパソコンに触るのがものすごく嫌になるのだ。元々機械嫌いなアナログ人間だからね。
なんだかんだで先週末の金曜から昨日の月曜まで毎日外食をしてしまった。金曜日は自分の会社の忘年会。忘年会といっても従業員は2人だけで父母祖父と私が行くので、半分家族の食事会みたいなもん。忘年会の後になぜか私のいきつけのおばあちゃんのスナックに母と祖父以外のみんなで行くことに。思ったとおりあまり楽しくなかった。別にメンバーがいやなわけではないんだけど、自分の隠れ家に親や会社の人を連れて行くってのはやっぱり微妙だ。今ひとつ盛り上がれない。今度友達と行こうっと。他の日は友達と昼食に行ったりなんだりで幸せな週末だった。友達ともなかなか仕事の都合なんかで会えなくて、結構がんばって何度も連絡取り合って予定をあわせないといけない。でもやっぱり2~3ヶ月に1度くらいは会わないと、どうしてるかなぁと気になる。嫁に行った友達とは2、3人を除いてほとんど会わなくなってしまった。みんな子供が小さいからね。友達はすごく大事だからがんばって連絡取り合わないとね。
年末まで仕事もプライベートも大忙し。プライベートが大忙しっていうとかっこいいんだけど、単に年賀状と掃除とバンドとその他もろもろで忙しいの。でも今年は新年のお休みが長いので非常にうれしい。うれしい。うれしい。でも仕事の内職があるけど。でもうれしい。どっか行っちゃうかも。うれしい。うれしい。

1羽でも七面鳥

今日はクリスマス・イヴ。クリスマスといえば七面鳥だが、七面鳥はなぜ七面鳥なのか気になって調べてみたら、首のところの皮膚が興奮すると七色に変化するかららしい。実際に首が7つ生えているわけではないのだ。じゃあ七味は――と思ったが、これはたんに7種類の原料が入っているから。でも唐辛子のほかになにが入っているか分からなかったので調べてみたら、なにを7種類入れるかは生産者によって異なるらしい。よく入っているものは、芥子(ケシの実)、陳皮(ミカンの皮)、胡麻、山椒、麻の実、紫蘇(しそ)、海苔、青海苔、生姜、菜種。だけど一味といえば間違いなく唐辛子だ。芥子をもって一味とはいわない。ところで七面鳥と七味はいずれも「しち」と音読みするが、七草は「なな」と訓読みするのはなぜだろう。どうでもいいか。どうでもいい。

フロム・ダスク・ティル・ドーン

DVDで映画『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(96年作品、アメリカ)を鑑賞。再見。タランティーノが脚本を書き、ロバート・ロドリゲスが監督が監督を務めた。出演はジョージ・クルーニー、タランティーノ、ジュリエット・ルイスなど。たしかこれ公開時に劇場で観たような気がするんだけど、さだかじゃない。その程度の記憶だから、もう1度観てみようかと。ただものすごく馬鹿馬鹿しい作品だってことは覚えていた。前半は強盗犯が人質を連れてアメリカとメキシコ国境を抜けるというアクション映画なのだが、後半は突然――ほんとに突然、スプラッタ・ホラー映画になってしまうのだ。映画としてどこを評価すべきなのかまったく分からないが、個人的にとても好きな作品。

ねえと思ってる

M-1グランプリは敗者復活戦から勝ち上がったサンドウィッチマンが優勝。ダントツでおもしろかった。漫才を見てあんだけ笑ったのははじめてかもしれない。「ねえと思ってる」は神がかり的。それにひきかえ他のコンビはいまいちだった。笑えたのはダイアンくらいか。しいて挙げるならポイズン・ガール・バンドとか。キングコングは思ったより良かったが、あの押しつけがましさが苦手。トータルテンボスは興味なし。ハリセンボンはテレビ的に出演させなきゃいけなかったのかもしれないけど、本当なら予選の予選の予選で落ちるべき。お気に入りのザブングルはコントならおもしろいんだけどね。笑い飯は見逃したんだけど、気になったのは敗退が決定したときの西田の「茶の間は怒ってる」というコメント。あからさまなまな番組批判だけに、干されなければいいが。さておき、全体的にはおもしろくなかったが、サンドウィッチマンの1本目だけで見る価値はあった。

近代日本の批評〈1〉昭和篇 上 (講談社文芸文庫)

柄谷行人ほか『近代日本の批評〈1〉昭和篇 上』(講談社文芸文庫、97年)を読了。昭和前期の日本の批評について書かれた柄谷のレポートをベースに、柄谷、浅田彰、蓮実重彦、三浦雅士の4氏が討議するというものだが、正直、彼らがしゃべってることの1割も理解できなかった。学生時代、柄谷の『隠喩としての建築』とかを読んで、まったく理解できず、チクショーこれが分かるようになってやる――と勉強したりしたものだが、いまじゃそんな負けん気も起こらなくなってしまった。難しいこと言ってるなあ――みたいな。だってねえ。

はいはい社長です

会社でたまたま電話をとったら、「ヤフー取次店」からだった。「御社はホームページをお持ちですよね。いま非常ににマズいことになってまして、社長様をお願いできますか」と。なんじゃそりゃ――と思いながら「こちらで対応しますのでけっこうです」と切ったんだけど、もしつないでたら、どんな話をしたんだろう。切った3秒後に激しく後悔。「少々お待ちください」といったん保留し、声色を変えて「はいはい社長です」と出ればよかった。考えられるのはセキュリティ関係とかSEO関係とかか。あー気になる。

コンティニュアム

ジョン・メイヤーの3rdアルバム『コンティニュアム』(06年)を聴く。曲がいいだの声がいいだの、グラミー賞・アーティストに四の五のいうのは野暮ってもんだが、とにかくよくできたポップス・アルバム。もともとスティーヴィー・レイ・ヴォーンに感銘を受けてギタリストを目指していただけあって、ギター・ワークも素晴らしい。久しぶりにいいギター・ソロを聴いた気がする。それからなんといっても、プロデュースも手掛けているスティーヴ・ジョーダンのドラム。派手なプレイは一切ないんだけど、スネアのひとつひとつに説得力があって――みたいな爺むさいコメントは大嫌いなんだけど、今回だけはしかたない。譜面にしたら単調でおもしろくないだろうけど、なぜか歌心があるのだ。リズム楽器なのに、曲の雰囲気を完全にコントロールしている感じ。まいった。おすすめ。