どっちの曲でSHOW

定例のスタジオ練習。新曲3曲を中心に練習。「Jusy Another Way」ははじめて合わせたんだけど、シンプルな曲なのでそれなりにできた。問題なのは「I Wanna Be」と「流転」。今日あらためて思ったんだけど、この2曲、似てるのだ。テンポも曲調も構成もとても似ている。だからドラムだけで練習すると、叩いている途中で曲が変わってしまうこともしばしば。作った本人でさえこうなんだから、ライヴで2曲を続けて演奏したら、曲が変わったことを解ってもらえないかもしれない。これは由々しき問題だ。

フィースト アンレイテッド・バージョン [DVD]

DVDで映画『フィースト』(06年、アメリカ)を鑑賞。マット・デイモンとベン・アフレックが脚本を募集するテレビ番組「プロジェクト・ブリーンライト」で誕生した作品。テキストの荒野にある場末のバーに突然、血だらけの男とモンスターがやってきて――というスプラッター・ホラーなんだけど、ノリは完全に企画物。テーマもストーリィも何もない。あるのは《おふざけ》だけ。面白い作品だとは思うけど、もうちょっと何かあってもいいのではないか。それもまあ、狙いではあるのだろうけど。
◆公式サイト http://www.feast-movie.com/

ビッグ・フィッシュ コレクターズ・エディション [DVD]

続けて映画『ビッグ・フィッシュ』(03年、アメリカ)を鑑賞。監督はティム・バートン、出演はユアン・マクレガーなど。雑誌なんかで映画の名作を紹介するときによく「見逃していませんか?」というコピーが使われるけど、ええ、見逃していましたとも。もしも同じように見逃している人がいたら、すぐに――とまでは言わないが、忘れずに見るべきだ。年老いた父親がこれまでに語ってきた奇想天外な話の数々を信じられない息子が、本当の話、真実の父親を求めるヒューマン・ドラマ。ティム・バートンが作り上げる異世界のファンタジーが、現実世界から立ち上がっていく様子は素晴らしいのひと言。大傑作。絶対に見逃すな。
◆公式サイト http://www.sonypictures.com/homevideo/bigfish/

ロックの安全地帯

島田さんが “Yes, I do” というバンドでライヴに出るというのでD.N.A Rock Cafeへ行ってきた。このバンドはグラム・メタル中心のコピー・バンドなんだけど、僕はヘヴィーメタル史でいうとちょうどこのあたりが不案内で、聴いたことはあるんだけど――という感じ。だからコレキター!みたいな強烈なノスタルジーはないんだけど、落ち着くというか、安心するというか、そんな心地がした。で、これは思うに、この時期のロックが安定期だったからじゃないかと。それが楽曲に表れている。ロックが危険な音楽じゃなくなった時代。だから落ち着いて、安心して聴けるのだ。もちろん、楽曲うんぬんじゃなくて、演奏もちゃんとしていたから――というのは言わずもがな。島田さんはじつにいい仕事をしていた。ベースもコーラスも良かったと思う。終わってから、ベイビーバギーでも島田さんにコーラスをさせるべきだと言われたが、ツイン・ボーカルを機能させることすらうまくできていないのに、どうしてそんなことができようか。でもまあ、バンドのリソースをフル活用するというのは大切なことなので、今後の課題ということで。

ミスト [DVD]

DVDで映画『ミスト』(07年、アメリカ)を鑑賞。スティーヴン・キングの原作をフランク・ダラボンが映画化。このコンビには『ショーシャンクの空に』と『グリーンマイル』という傑作があるが、今回もいい作品を作り上げた。ある日、街が突然の霧に包まれ、スーパーで買い物中の老若男女が閉じ込められてしまう。霧の中には【何か】がいて、外には出られない。恐怖と疑心暗鬼の中、やがて彼らの間で様々な対立が起こり――。設定としてはモンスター・ホラーなんだけど、描かれている本当の恐怖はモンスターではない。ストーリィが進むにつれ、登場人物たちと同じように、観客もまた絶望するだろう。もうダメだ。そしてそのとき、人間はどうするか。驚愕のラストが鮮やかに描き出すのは、そんな【人間】だ。僕は呆然と立ち尽くした。
◆公式サイト http://www.themist-movie.com/

新曲のテーマはドラッグ

インド同時テロとか国内政局とか厚労省元次官襲撃事件とか、書きたいことはたくさんあるんだけど、新曲ネタで。第3の新曲をねじ込むと宣言したはいいけれど、まだ歌詞ができてなかった。で、ここ2、3日、仕事をそっちのけで頭を悩ましていたんだけど、ようやく書き終えた。タイトルは仮のままで「Just Another Way」。この曲はそもそも、僕の超大好きな「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」というビートルズの曲をイメージして作ったんだけど、「ルーシー~」はドラッグがテーマなので(ちなみに単語の頭文字を拾うとLSDになる)、じゃあこれもそうしようかと。ちょうどいま大麻がブームだしね。で、世の中に絶望した人が売人にドラッグを誘われ、新しい世界を発見し、自分も売人になっちゃう――という話を想定したんだけど、歌詞の中に「ドラッグ」だとか「トリップ」だとか直接的な単語を入れなかったせいで、まったくそういう話だと解らなくなってしまった。ちなみに頭文字を拾ってもなんにもならない。だから、ここで説明したというわけ。ドラッグがテーマだと思いながら聴いてもらえるとありがたい。

無理やりねじ込む

バンドのメーリングリストに「昨日作った曲を次のライブに無理やりねじ込みたい」と書いて送信。無茶だとは思うけど、次のライブはいつか解らないし、演れるときにやっとけ!と。なので、今回初披露する(だろう)新曲は合わせて3曲になった。半年ぶりのライヴなんだけど、活動休止していたわけじゃないよ――というメッセージとして。僕以外のメンバーは違うバンドでも活動していてライヴも頻繁にしているから、このライヴは one of them だろうけど、ベイビーバギーとしては大切な1本だと思うので、頑張って取り組みたい。

風邪をひいたら曲ができた

どうも風邪をひいちゃったみたいで、1日じゅう引きこもり。なんとなく作曲してたら、いいのができた。仮称は「Just another way」。つい先日「もしもアルバムを作るとしたら」で10曲を選んだけれど、どれかを抜いてこの新曲を入れたいと思う。そのくらいお気に入りな曲になった。風邪を引くのも悪くない。

君はピカソを知っているか (ちくまプリマー新書)

布施英利『君はピカソを知っているか』(ちくまプリマー新書、06年)を読了。ピカソの人生、そして女性遍歴とスタイルの変化を辿りながら、その魅力を探っていく。先日、東京で「ピカソ展」を見たばかりだけど、そのまえに読めばよかったと激しく後悔。ピカソを見る目が一変した。おすすめ。

演れるのか演れないのか

定例のスタジオ練習。今日は高西夫妻がお休みだったので楽器隊だけで。新曲2曲を繰り返し練習した。やっぱりやればやっただけ、少しずつだけどうまくなっていく。この調子なら次のライブで披露できるかもしれない。でも残された時間はあとちょっとしかないんだよね。

Jポップとは何か―巨大化する音楽産業 (岩波新書)

烏賀陽弘道『Jポップとは何か―巨大化する音楽産業』(岩波新書、05年)を読了。「Jポップ」という言葉をめぐって、1980年代から現在まで、日本の音楽シーンがどのように変化してきたかを、産業構造や技術革新、社会環境などから多角的に分析する。この変化は自分で体験しているわけだし、それなりに音楽には詳しいつもりだったけど、いかに知らなかったかを痛感した。読書をしながらメモるってことはあまりしないんだけど、これは相当メモった。名著。おすすめ。

寒いし汚いし

めっきり寒くなった今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?いやあ、寒いね。うちの工場なんて工場の中にいるのにあられ降ってるからね。くそーっ!ボロ工場め!屋根のところの窓がいくつか割れているのです。屋根に上って直さないといけないんだけど、なかなか重い腰があがらなくてね。暖かい日があったらがんばって直そう。ひろちゃん直してくれんかな。ラーメン1杯とかで。・・・がんばろう。屋根から落ちないようにしないとね。なんだか暖かい日から急に肌寒くなったので、またいつか急に暖かくなるんじゃないかと思って3日前までたんすの中は夏物だったんだけど、ようやく、渋々、嫌々、冬物に入れ替えました。いや、入れ替えている途中です。あと2週間くらい入れ替えにかかるな。嫌いなんだよ。整理整頓が。女子としては致命的な欠点です。あ、もう30歳過ぎてるから女子じゃないか。女子でいいのかな。女史ではないな。女史は社会的地位や名誉がある人らしいから。なぜ女性は整理整頓が得意でないと評価低いんでしょうか。まあ男女にかかわらず何でもできた方ができないよりはいいか。でもなぁ、なんとなく損をしている気持ちになります。あきらめて今会社の机から整理中です。来年までかかるな。

開け放したドアから見えるもの

東京出張後半。打ち合わせが早く終わったので――というわけではないんだけど、上野の国立西洋美術館に「ヴィルヘルム・ハンマースホイ展」を見に行ってきた。この展覧会で使われている音声ガイドがうちの会社で作ったものなので、チケットをもらえたと――まあそういうわけだ。そういうことがなかったら、この展覧会は見ようとは思わなかっただろう。ハンマースホイなんて見たことも聞いたこともないし、だいたい、どう発音していいのかわからない。ハン – マースホイ? ハンマー – スホイ? ハンマース – ホイ? 展覧会概要によると、19世紀のデンマークを代表する画家らしいが、国境線だけが描かれている白地図をもらってデンマークを塗りつぶせ――といわれてもよくわからないのに、そこの代表だといわれてもピンとこない。だけど、良かったんだって、これが。展覧会のサブタイトルに「静かなる詩情」と付いているんだけど、ほんとそんな感じ。独特の空気感があるのだ。自分の家で奥さんの後姿を描いた作品が多くて、他人の家を覗いているようなんだけど、どういうわけか覗かれてるようでもある。僕は終始落ち着かなかった。日本にはハンマースホイの作品は国立西洋美術館に1点あるだけらしいので、この展覧会を見逃すともう見られないかもしれない。まあ、公式ウェブサイトにいい画像が載ってるから、とりあえずそれだけでも見ておくといいだろう。というか、すごくよくできてるな、このサイト。
◆公式サイト http://www.shizukanaheya.com/

六本木でドキドキ初体験

東京出張前半。打ち合わせが早く終わったので――というか、はじめからそのつもりだったんだけど、六本木の国立新美術館サントリー美術館で同時開催されている『巨匠ピカソ』展を見に行ってきた。これはパリ国立ピカソ美術館が所蔵する作品のうち230点を集めた回顧展。230点といってもピカソの膨大な作品(何万点もある)のごくごくわずかだけど、青の時代からキュビスム、シュルレアリスムなど時代ごとにピックアップされているので、全体像をつかむことはできる。視ている途中、大学生風の男の子が、彼女に「ピカソってフツーにうまいんだね」と言っていたのが印象的だった。ピカソといえば『アヴィニョンの娘たち』に代表されるような作品を思い浮かべるけど、もしもそういう作品を描かなかったとしても、それなりに売れたんじゃないだろうか。技術的にはほんとにうまいから。今回印象に残った作品は、ベタだけど青の時代の代表作『自画像』と、キュビスム時代の『木陰と三人の人物』、彫像の『髑髏』、そして晩年の政治的な『朝鮮の虐殺』。ピカソはあんまり好きじゃないんだけど、いい展覧会だった。

さて、それはさておき、国立新美術館もサントリー美術館が移転した東京ミッドタウンも初体験だったんだけど、いや~驚いた。国立新美術館は基本的に公募団体の貸し展示場だし、こういう企画展でもなければ行こうと思わないだろうけど、あの建物は見るべき。やっぱり黒川紀章はすごいなと(画像は美術館の前で挙動不審な図)。で、東京ミッドタウン。入った瞬間に思い浮かべた言葉は「格差社会」だった。ネットカフェで寝泊りする人もいれば、こういうところで買い物をする人もいる。僕なんかは居心地が悪くて、サントリー美術館から出たら足早に退出してしまった。デザインをテーマに作られた複合施設だけあって、隅から隅まで丁寧にデザインされている。毎日あそこを通るだけでも、デザイン・センスはアップするんじゃないか。とにかく驚いた。お金持ちになったら、また行こう。

もしかして寸止め攻撃

民主党が審議拒否をするとかしないとかで国会は混乱模様。そんな余計なことをしなくても――というか、それって逆効果ではあるまいか。ここはむしろ、いまは自民党と協力して難局を乗り越えます!とか、大人な態度を見せるべきだろう。民主党党首になってからの小沢氏の言動を見ていると、口では政権交代と言いながら、じつはその気はないんじゃないか――と思えてくる。

Lies Love And Laughter

Addictedの(たぶん)デビュー・アルバム『Lies Love And Laughter』(08年、日本未発売)を聴く。Napsterで見つけたんだけど、ネットで調べたところイタリアのバンドということくらいしか分からなかった。なんとかウェブサイトは見つけたんだけど、イタリア語で書かれているため読めず。だけど楽曲はアメリカンだから、調べるまではイタリアのバンドだなんて思いもしなかった。フー・ファイターズみたいな感じ。ていうかフー・ファイターズ。いや、フー・ファイターズより僕は好きだ。アレンジは凝っているんだけど、メロディはけっして従属的にならずにしっかり筋が通っている。パクりたいアイディアがたくさんあった。ていうかパクる。
◆公式サイト http://www.theaddicted.net/

明日、あさってと東京出張。