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リアルとCG

今晩御飯を食べながら映画「『ディープブルー』を見ている。が、始まってまだ30分もたっていないのだが、ちょっと考えさせられることがあり一時停止ボタンを押して日記を書いている。

ディープブルーを見ると自然界の色んな生き物たちの生命の営みが圧倒的に美しい映像と音楽にのせて描かれている。私はそれを見て「すげー」とかってつぶやきながら見ているのだが、これって今の子供たちはどうなんだろうか、とふと思ったのだ。自分達の世代はいけてないCGを知る最後のほうの世代だと思っている。昔のCGはいけてなかった。あきらかに作り物。それが今は本物と見まごうばかりの美しい映像が映画や果てはTVドラマにだってでてくる。今の子供たちはそれを普通に見ている。そうするとこういったリアルの世界の美しさに感動する心っていうのはどうしても薄れてくるんじゃないだろうか。実際自分で映像を見ながら以前より感動の波が低い気がしてならない。似た場面をCGで見たことがある気がしたのだ。自分に子供はまだいないけど姪っ子なんかが夏休み遊びにくると、一緒にDVDを借りに行ってもCGが多用された刺激の強いDVDがやはり一番楽しいと思うようだ。私達は分別のある大人で、いけてないCGを知る大人なので、映画を見ながら「よく作ってあるなぁ」と思う。ただ、それが当たり前の今の子供たちは、いや、これからもっとリアルに、もしかするとリアルを超えるCGを普通に見ていく子供たちは、本物のリアルの世界に対して感動する気持ちがやっぱり少し薄れるんじゃないだろうか。じゃあCGがいけないのかっていうと、そういうわけじゃない。ただリアルであることやそれに感情を動かされることの意味って何なんだろうなぁって思ったんだ。私はバカなので何をどうしたらいいかなんて全然わからないんだけど、自分の姪っ子や自分にも授かるかもしれない子供にはリアルの世界の感動を感じて欲しいなぁと思う。実際に見て触ること、それもあと何十年後かには3Dでできるようになるんだろうけど、本物の世界というか現実にある世界を体で感じて感動する気持ちをちゃんと育ててあげたいなぁと思った。しかし『ディープブルー』を見ていると世界のどこかにこんな毎日があるんだなぁと、本当にびっくりする。行ってみたいなぁ。せめて沖縄でも!

母であるとはこれほどまでにしんどいことのか/映画『母なる証明』

自分ではそれほど親に迷惑をかける子供ではなかったと思っているのだけど、それでも親が学校に呼び出されたことは何度かあった。小学校のとき、絵に描いたような「悪友」が近所にいて、一緒にいるだけで問題を起こしてしまっていたのだ。ゲームセンターで補導されたり、河原で花火をして遊んでいるところを通報されたり、先生の車に悪戯したり。そんなときは母親がいつも呼び出され、注意を受けていた。それを見て子供ながらに、母親って大変だなあ――なんて思ったものだ。

母なる証明 スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

映画『母なる証明』(2009年、韓国)は、母と息子の関係を描いた作品。殺人事件の容疑者として逮捕された息子の無実を証明しようと、母親は自らの手で真犯人を探しだそうとするが――。監督は『殺人の追憶』や『グエムル-漢江の怪物-』で高い評価を得たポン・ジュノ。出演は韓国の国民的女優キム・ヘジャ、兵役を終えて5年ぶりの映画出演となるウォンビンなど。『殺人の追憶』と『グエムル』はかつてこの日記でも絶賛したが、この作品はそれらに比肩する傑作といえる。「母である」ということはどういうことなのか。ストーリーが進むにつれ、この問いは重さを増していく。また「血はそこで流れていない」というメッセージを読み取ることもできる。これは作品を通じて何度も形を変えて繰り返されるのだが、メインテーマの伏線になっていることはもちろんだが、過去の作品で描いてきた政治的なメッセージの変奏として解釈することもできるだろう。そしてラストシーンの衝撃。打ち震えた。

アリス・イン・ワンダーランド

久々のブログ。映画を見てきたので報告を。

『アリス・イン・ワンダーランド』を見てきました。残念ながら3Dではなかったけど。個人的な結論から言えば、もうひとつって感じかな。小さい頃から『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』が大好きでかなり読み込んでいた上にティム・バートンが好きなので、これはぜひ見に行かなきゃ!と行ったのですが、やっぱりねえ3Dを意識して作られた映画は3Dで見なきゃ面白くないわ。3Dの映画を一度も見たことのない人ならそうでもないのかもしれないけど、「ああ、ここ3Dを意識してるなぁ」というところが随所に見られて話に没頭できない。それを平面で見るとちょっと退屈な部分もあるし。それに今回の映画は登場人物の造形にもティム・バートンらしさがかなりあると思うので、その醍醐味を味わうにはぜひ3Dがいいかと。話の筋は・・・難しいなぁ。本来のティム・バートンらしいキレたところがキレきれてないというか、Disneyと組んだためか子供も見ることを意識してか、無難にまとめたな感が強かった。ティム・バートン全開のものが見たかった。内容は書かないけど、2冊のアリスを読んでから見ることを強くおすすめします。一緒に行った友達は鏡は未読、不思議の方も読んだことあると思う・・・くらいだったから、話の筋がよくわからなかったと言ってました。確かに本の筋を知っていること前提に作られていて、知らずに見ると、原作を知らずにパロディの映画を見るような感じかもしれません。

それにしても3Dで字幕は見難いとこれだけみんなが言っているのに、レイトショーの3Dは字幕のみ。そりゃぁ洋画は字幕ってよく言われるけど、こと3Dに関しては洋画も吹き替えなんだって。ということで3D吹き替えでもう一度見直そうかと思っています。もったいないかな?でも不完全燃焼な感じなんだよね・・・。

アリス・イン・ワンダーランド オフィシャルサイト

http://www.disney.co.jp/movies/alice/

ブログが終わる日

ブログをしばらく放置してしまったからこんなタイトルにしてみたのだけど、実際にブログが終わるなんて思っているわけではない。だけどツイッターを使うようになってから、ブログを書くことが億劫になったことは間違いない。ツイッターは「ミニブログ」と言われることがあるけれど、ブログとツイッターの違いはたんに文章が短いが長いかの違いではないだろう。僕はブログとツイッターの違いを、ストックとフローの違いだと思っている。ストックすべき情報はブログに書き、フローで流してしまってもいいようなどうでもいい情報はツイッターに書く。ということはつまり、僕が発信する情報のほとんどはフローなどうでもいいものばかりで、ストックすべきものはなかった――ということだ。いまここに書いているこういうことも、べつにストックすべきような文章ではない。

ところで世界のブログでもっとも多い言語は日本語だという話がある。人口あたりではない。絶対数で英語や中国語よりも日本語で書かれたブログが多いというのだ。これは2、3年まえに言われていたことだから、いまもそうなのかは確認していないが、それなりに多いことは間違いないだろう。だけど日本人がそれほどストックすべき有用な情報を日々発信しているとは思えない。その多くはどうでもいい情報だろう。であれば、ツイッターのようなフローを発信するサービスが使われるようになれば、おのずとブログは減っていくだろう。だけどこれはブログにとって不幸なことではない。これまで有用な情報もゴミのような情報もブログとしてストックされ、それを受信側でより分けていたわけだが、今後はそういう必要がなくなるのだから。

さて、このブログはいつまで続くのだろうか。

パソコン買う・・・ぞ!

今週に入って突如仕事がめちゃめちゃ暇になった。先週も先々週もお休みなしで働いてきたのに、ここにきて突然の開店休業状態。今こそ中長期的にやりたいと思っていたことに手をつけるべき時!とはわかってはいるが、なかなか重い腰はあがらない。やりたいことを絞り込めていないことが原因かな。こまごまとした経理やデータ整理や見本整理などと、売り上げにつながる新しい取り組み、どちらももう待ったなしなんだけど、どっちをやりかけてももう一つの方を先にするべきなのでは?と思ってしまう。ドラッカーの本でも読んだけど、一度に多くのものに手を出すとどれも達成されにくいと。そうだよね。なんかをやりだすとつい勢いづいてあれもこれもと手をつけたくなる典型的な人間です。優先順位を決めて迷わず進まないと。

ついにノートパソコンを買おうかと思っている。今使っているのは約10年ほど前に買ったWindowsXPのノートで、IllustratorとかFileMakerとか今となれば結構大事なソフトやフォントが沢山入ってるし、特に壊れたわけでもないし・・・(いや、随分前に液晶は壊れたので、液晶を無理やりはずしてモニタにつなげて使用しているので、厳密には壊れていますが。)と思っていたんだけど、最近バンドで始めたTwitterを使っていてあまりの遅さに買い換えようかと。随分古いので色んなソフトがアップグレード対象からはずれていたり、今のOSでは使えなくなっていたりして、このまま使っていても難しいなと。で、Macを買ってみようかと思っている。Macを買ってWindowsも乗せて。Windowsマシンはそれこそ8台もあるのだけど、Macはうちには1台もないし。色々面倒かなぁとか、結局色々買うと値段高いしなぁとか、色々考えるのだけど、今勢いで買ってしまった方がいい気がする。洋服などとは違ってパソコンはまだ使えるから、壊れてないから、という基準で購入時期を決めるものではないと思う。とはいえ金額を考えると尻込みする毎日。あと、昨晩のジャパネットたかだを見てちょっと気持ちがゆらいだ。FMVのBIBLO(今春モデル、OfficePersonalインストール済み、Win7)にエプソンの複合機とデジカメつけて12万切ってた。どういう計算なのか、ここしばらくで電気屋に通いつめた私にも理解不能。ああ、でもMac~。

ジョン・ボーナム大先生

定例のスタジオ練習。今日はリズム隊だけだったし、ライブが終わった後ということもあり、コピーでもしようかということになった。iPod でいろいろと探して選んだのは、レッド・ツェッペリンの「グッド・タイムズ、バッド・タイムズ」。ドラマーのジョン・ボーナムは僕が好きなドラマーのベスト3に入るのだけど、そのくせあまりコピーしていない。やってやるか!と勢いよくはじめたはいいけれど、いきなりつまずいてしまった。ドラマーならご存じかと思うが、この曲には難所があるのだ。それはバスドラの頭抜き3連といわれるテクニックで、トリプレットの頭がハイハットで、その後ろにバスドラを素早く2つ踏む。チドド、チドド、チドド、チドド――とやるわけだ(「チ」がハイハット、「ド」がバスドラ)。バスドラの連打だけなら簡単なのだが、これを流暢に演るのが難しい。このテクニック以外にもいろいろとややこしく、1時間ちょっと練習したが、完全に消化不良で終わってしまった。今日だけのつもりだったが、これはちゃんとやらなきゃいかん!と宿題にすることにした。いまは仕事が忙しい時期で、オリジナルを作る余裕がないから、しばらくはジョン・ボーナム大先生にロックドラムを習うとしよう。

今年2回目のライブ終了

D.N.A Rock Cafe でライブ。今年1月末に Minichael’s Cafe でやったライブは久しぶりということもあってそれなりに準備ができたのだけど、今回は時期的にみんな忙しく、ロクな準備ができなかった。僕といえばライブ当日に仕事をすると極端にプレイがダメになってしまうので、できるだけ避けるようにしているのだけど、今回はどうしても働かざるをえなかった。しかも朝から夕方までずっと会議。ダウナーな気分を引きずったままでロックが演奏できようか(できまい!)。本番前のリハーサルもできなかったためにPAのセッティングは最低だったし、機材のトラブルもあったし、そんなの言い訳だ!と言われれば言い訳だよ!と逆ギレするしかないんだけど、とにかく、プレイは散々だったわけだ。せっかく来てくれたお客さんにはまことに申し訳ない気分いっぱいで、これはもう反省するしかない。精一杯がんばったことだけは大声で伝えたい。

さて、セットリストは以下。

  • Salamander
  • Just another way
  • Howl for you ※新曲
  • I don’t need your love ※新曲
  • Love ballade ※新曲
  • Fire for desire ※新曲
  • Liar
  • Tokyo is dead

ライブへのお誘い

今度の3月6日にDNAにてライブがあります。出演バンドはうちをいれて3つか4つということで、まだ決まってないのです。今年2本めのライブがようやくできるのですが、前回のライブの後なんだかちょっとまったりしてしまって反省しきりです。前回来てくれた人も前回来られなかった人も、今までベイビーバギーを見たことが無い人も是非来てください。時間や場所の詳細はリーダーの日記にでています。よろしくね。アマチュアバンドのライブなんて見たことがない!っていう人、是非とも来てみてください。プロのライブとは違って客席全体との一体化!とかが良くも悪くもないので、突然行って浮いちゃうんじゃ?とかいう心配も全くありません。知らない人なんて沢山いるので、ぴゅーっと入ってお酒やジュースやコーヒー飲みながらなんとなーく見て、飽きたらふんふ~んと帰れます。入った途端に「誰だあいつ?」なんて目で注目されることは全くありません。ちなみに今回のDNARockCafeは大きな窓があるので、外からも中の様子がうかがえます。通行人のふりをして前を何往復かしてみて、それから入るかどうか考えてもらうこともできます。そうそう、お車は前に大名そばというお店があるので、そこの駐車場にとめてもらうか、近くのクレインにとめてもらうことになります。駐車場はタダ!なので、一度前に来るだけでも損はありません。割と概観も素敵なライブハウスなので、車をとめて中を偵察しつつ前を何往復かするだけでもちょっとロックな気分にひたることができます。3月6日の夜、鶴来までお散歩しに来ませんか?気が向いたらぜひともドアを開けてご入店ください。お金は払ってね。

お菓子は化学だ。

昔1人暮らしをしていた時のストレス解消法は“みじん切り”だった。会社の帰り夜中の1時からジャスコへ行き、野菜を買って帰って2時3時までひたすらみじん切りをするOL。今自分で思い出しても恐ろしい。もちろんみじん切りにした野菜は煮込んでスープとかにするんだけど、そこにおしゃれ感はまったくない。だって丑三つ時だもん。実家に住んでいた時のストレス解消法は“ただひたすらドライブ”だった。それはドライブなんて素敵なものではなくて、ただただひたすら低速でノンストップでそれも夜中に走り回ることだった。会社帰りただただひたすら走って、気がつくと能登島なんてこともあった。富山から能登をぐるっとノンストップでまわって休憩なしでどこにも寄らず5時間で帰宅とか。トイレすら寄らず一体全体何が楽しいのやら。でも不思議と帰ってくるとスッキリしたんだな。そして、今のストレス解消法は“お菓子を作ること”。元々料理本は好きだけど、本を見ながら料理をすることがほとんどない私は(ご飯を作る時は、とりあえず何でも煮るか炒めることしかしない)お菓子を作ることがあまりない。お菓子の世界は化学の世界と似ていて、分量を正確にはかり、正確な手順で作らなければ成功しないものが多い。まるで試験管で何かを混ぜ合わせるかのように、色んな材料を必要以上に厳密にはかりボールで混ぜ合わせ、そんな必要もないのにオーブンの中から片時も目を離さない。そうしてここ毎日お菓子を作り続けている。アップルパイにかぼちゃのプリンに、今日はビスコッティ。そして毎日全量食べきっている。そしてジムを休んでいる。ああ、明日からもうちょっとがんばろう。色々。それでは残りのビスコッティを食べてきます。

ブラックジョーク化する世界――映画『チーム★アメリカ/ワールドポリス』

【ブラックジョーク】ブラックジョークとは(black joke)とは、社会的に歓迎されない「悪趣味な」ジョークのこと。ジョークの面白さを残しつつネガティブ、グロテスクなどの要素を取り入れたジョーク。(略)一般的にあからさまに話題に出すのはタブーとされる、死・病気・障害・性行為・近親姦・人肉食などをネタにしたものを指すことが多く、聞き手に不快感を与えたり差別的という批判を受けかねないため、公的な場では避けられるのが普通で、内輪受け的な意味合いが強い。

チーム★アメリカ ワールドポリス スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

映画『チーム★アメリカ/ワールドポリス』(04年、アメリカ)は、ブラックジョークという言葉がピッタリな作品。全編にわたってマリオネット(糸繰り人形)が使われ(「サンダーバード」や「ひょっこりひょうたん島」を想起されたい)、CGは一切なし、職人たちの技術とアイディアによって驚くべき映像世界が展開される。監督・脚本は『サウスパーク』を製作したトレイ・パーカーとマット・ストーン。国際警察「チームアメリカ」によりパリに潜むテロリストたちはパリの街もろとも壊滅されたが、北朝鮮の独裁者が大量破壊兵器をテロ組織に売り渡そうとしているという情報をキャッチした彼らは、ブロードウェイ俳優をリクルートし、おとり捜査を実行するが――。チームアメリカによる無茶苦茶な破壊活動、人形同士によるセックスシーン、大量のゲロ、グロテスクな殺人シーン、どう見ても金正日にしか見えない独裁者、ハリウッド映画をコケにしたストーリー展開など、とにかくブラックジョークのオンパレード。演じているのは人形だし、バカバカしい内容なんだけど、見ているうちに、でも現実もこんな感じだよね――と思えてくるのがこの作品のすごいところ。徹底的に「作りもの」なのだが、表現されているのは「リアル」なのだ。おもしろいけど、笑いごとじゃない。映画の力と可能性と感じさせてくれる作品。強くおすすめ。

◆公式サイト http://www.teamamerica.com