うちの玄関の前に夜間の照明があるんだが、そこにみごとな巣を作っているクモがいる。彼は他のうちの子とは違い足が太い。他のうちのクモは足が細くて長い蚊トンボみたいなんだけど、彼はタランチュラみたいだ。はじめ彼が住み着いた時はまだ小さく、ちょっと太い子だなぁ、くらいだったのが、今では他の誰とも明らかに見た目が違う。でかい。そして太い。クモは好きじゃないし、家の中にいたら追い出すまでは寝られないのは他の女の子と同じだと思うんだけど、見る分にはまったく問題なしだ。中学生の時の夏の自由研究でクモの生態観察をするためにクモ飼ってたしね。彼が成長するにつれ彼の作る巣もどんどん大きくなってきた。あれって毎日はり直すんだってね。たまに早く帰ると彼はまだせっせと巣をはっている最中だったりする。はる位置も微妙に変わってきており、より虫がかかりやすい場所に移ってきている。クモも考えるのか。こないだ彼がせっせとはるクモの巣があまりに見事できれいなので家の前でじーっと見てたら、隣に住むお兄さんが帰宅して怪訝そうな顔で見られてしまった。ちょっと口あけて斜め上の方をジーっと見ているばかちんに見えたのかもしれない。夏ももうすぐ終わり、これから彼がどうなるのか毎日心配している。できれば家でダンボールで買いたいくらい。でもさわれないし無理だろうなぁ。無事子孫を残すなり冬眠するなり暖かい屋内のどこかにもぐりこむなりできることを祈っている。

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