ロックは有害

自民党の青少年特別委員会(高市早苗委員長)で検討されている青少年保護のためのインターネット規制法案にたいして、マイクロソフト、ヤフー、楽天などインターネット関連企業が反対する意見書を同党に提出した。またこれらの大手だけではなく、多くの有識者がこの法案に反対を表明している。この法案が通るとどうなるかというと、かんたんにいえば、青少年健全育成推進委員会という組織が有害だと判断したサイトは、会員制にするか、フィルタリング・ソフトにひっかかるように自ら「有害サイト」として申請しなければプロバイダによって削除され、したがわなければ罰せられる――というもの。ではどういうサイトが有害かというと、

  1. 青少年に対し性に関する価値観の形成に著しく悪影響を及ぼすもの
  2. 青少年に対し著しく残虐性を助長するもの
  3. 青少年に対し著しく犯罪、自殺又は売春等を誘発するもの
  4. 青少年に対し著しく自らの心身の健康を害する行為を誘発するもの
  5. 青少年に対するいじめに当たる情報であって、当該青少年に著しい心理的外傷を与えるおそれがあるもの
  6. 青少年の非行又は児童買春等の犯罪を著しく誘発するもの

だと。これでいくとうちのサイトも有害指定されるかもしれない。だってロックは有害だからね。これは冗談じゃなく、指定は委員会によって恣意的に行われるわけだし、指定された場合は、従わざるをえないのだ。といった感じで、これは法律としても問題があるし、実効性もはなはだ疑わしい。反対派には是非とも頑張ってもらいたいが、問題なのは、じゃあこのままでいいのか?というところだと思う。そこで、じゃあ親が――とか、じゃあ学校が――というのも、それはそれで難しいのではないか。

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