過半数割れなるか

いよいよ明日は参議院選挙。ちまたの予測では自民党と公明党を合わせた連立与党の参議院の議席は非改選議席と合わせて過半数の122議席を割ることは確実と見られている。自民党が与党過半数に必要な議席数は51議席。自民党としてはこれはムリでもせめて40台半ばで踏みとどまりたいところだが、マスコミからは40台前半ではという声もある。たしかに今回の選挙は自民党にとって年金問題や内輪の不祥事など、逆風が強い。だけど、言うほど惨敗はしないのではないか。当たり前だが、自民党が議席を減らすということは他の党が増やすということだ。ではいったいどこが?てかまあ民主党なんだけど、自民党の逆風が、民主党の追い風になるとはとても思えないのだ。安部さんはいまいちだけど、小沢さんもいまいちだし、まあ自民党でいいか、みたいな感じ――つまり自民党が消極的に選択されるのではないか。僕はアンチ自民党だが、かといって積極的に民主党を応援する気にはなれないのが現状。小沢・菅・鳩山のスリー・トップは好きなんだけど、党として政権担当能力があるとはとても思えないのだ。まあべつに今回の選挙がどうなったところで、いますぐ政権がどうなるわけでもないんだけど。でも、なにかが変わるかもしれない選挙ではあるわけで、結果は要注目。明日の夜はテレビの前で開票速報を――あ、てか明日はライブだ。

「みんな」のバカ! 無責任になる構造 (光文社新書)

仲正昌樹『「みんな」のバカ!無責任になる構造』(04年、光文社新書)を読了。「みんな」というキーワードをめぐって、日本人の無責任構造を分析したものだが、紙面の多くは仲正氏の現在の居住地である石川県と、教鞭をとっている金沢大学に対するムカつきと嫌味に費やされている。たぶん東京の人とかが読むと、ほんと仲正はいつもこんなことばっかり書いて――となるんだろうが、生粋の石川人である僕には、北国新聞の悪口とかが書いてあっておもしろかった。仲正は石川近代文学館に室生犀生の「ふるさとは遠きにありて思ふもの」という詩が展示してあることを「文学的なアイロニー」だと皮肉ってバカにするわけだけど、こうやってバカにされても笑って受けとめるのが県民性なんじゃないかね。

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