金魚はデジタルを予言したか

伊藤園が「お~いお茶新俳句大賞」というのをやっていて、お~いお茶のペットボトルに受賞作品が載っているんだけど、たまたま見ていたら、こんな句があった。

デジタルは金魚の予言かもしれぬ

繰り返し読んでも逆さから読んでも意味が分からない。「胡蝶の夢」という中国の説話があるが、それ系かと思って読んでも解釈できない。ダジャレでもなさそう。ベタに読んでもネタに読んでも分からない。うーん。分かる人がいたら教えてほしい。

思想の死相 (1)

仲正昌樹『思想の死相』(双風舎、07年)を読了。アドルノ、ベンヤミン、アーレント、デリダ、ハイデガー、フーコー、マルクス、ニーチェ、ラカン、スローターダイクという10人をピックアップし、それぞれの思想を仲正が解説する。出版社の宣伝文には「思想が死相にひんする現代日本の状況に、彼らの『死の思想』は何を語りかけるのか」なんてあるが、死についてうんぬんというのはミスリーディング。それぞれの思想家が死にどう向き合ったか、なんてことは書かれていない。全体的に暗いトーンなのは間違いないが、内容的には《仲正流現代思想家解説》というのが相応しいだろう。こういう仕事をさせると仲正は抜群にうまい。おすすめ。

「金魚はデジタルを予言したか」への5件のフィードバック

  1. 「都市の暮らしの民俗学 2都市の光と闇」という書籍の中に、野地恒有という大学の先生が「金魚の予言」というタイトルで「金魚や盆栽など改変された自然を鑑賞する心性」などについて書かれているらしいです。
    読んだことないので分かりませんし、これがそれを指し示してるかは不明ですが・・・。

  2. ふむふむ。金魚や盆栽が「改変された自然」だってのは分かりますが、それがなぜ「予言」なんでしょうね。その本を読んでみないことには。でもきっとこの本からの引用ですね。

  3. わたしもこれがすごーく気になって調べてみたところ、あるサイトに答えが載ってたよ!
    それによると、この俳句の作者が、金魚が口をパクパクさせている様子を見ていたとき、デジタルが「0」と「1」で成り立っている…ということを思い出したので一句詠んだということでした。

    なるほど!やねぇ。

  4. ごめん・・・そんなつもりはなかったんだけど、なんだか夢を壊しちゃったみたいで・・・ご、ごめん・・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です