今年は「あなた」

Time というアメリカの雑誌を定期購読してるんだけど、今週号は表紙がパソコンで、モニターのところが鏡面になっている。タイム誌では毎年、その年に最も影響力があった「今年の人(Person of the year)」を選んでいるが、今年選ばれたのは「あなた(You)」だった。つまり、鏡面に映った1人ひとりが今年の人だってことだ。いわく、世界中の人々がインターネットを使って情報を発信し、大きな影響力を与える時代になったと。たとえば YouTubeMySpaceWikipedia などの対話型ウェブサイトの急成長がそれを表している。たしかに、1人のユーザ、1つのコンテンツの影響力はたいしたことはないかもしれないが(ベイビーバギーのユーチューブ・チャンネルを引き合いに出すまでもなく)、それが万単位や億単位で集まればその影響力は計り知れない。日本では 2ちゃんねるmixi が社会的な問題を引き起こしているが、この傾向は今後更に強くなっていくだろう。そうなると、1人ひとりがこういうメディアといかにかかわるか、という主体性が問題になってくる。これに対応するメディアリテラシーやモラルについても考えなくちゃいけない。日本はここらへんの議論が充分になされているとはとてもいえない状況だが、まずは、1人ひとりがインターネットを通じて社会的に影響を与えるという自覚を持つことが重要なんじゃないかと思う。

DVDで映画『死霊のはらわた』(81年)を観る。サム・ライミ監督の言わずと知れたスプラッタ・ホラーの超名作――なんだけど、恥ずかしながら初見。聞きしに勝るハチャメチャぶりだったけど、いまいち面白味に欠けた。歴史的評価は認めるけれど。で、見終わった後にネットで関連ページを見てたんだけど、あれ?こんなシーンあったかな?という画像があって、どうやらDVDではえげつないシーンはカットしてあるみたい。こういう記念碑的な作品でそういうことをしちゃいかんと思うな。

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