たとえば

「たとえば――」というのが僕の口癖だと思っていたんだけど、口癖なんじゃなくて、たとえ話が多いだけだということに気がついた。ようは回りくどい男だってことだ。
マイルス・デイヴィス『フォア&モア』(64年作品)を聴く。マイルスの名盤ということで。メンバーは、ピアノにハービー・ハンコック、テナー・サックスにジョージ・コールマン、ベースにロン・カーター、ドラムにトニー・ウィリアムス、そしてトランペットにマイルス・デイヴィス。ライブ録音なんだけど、『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』という作品と同じ日に演奏されたもので、『フォア~』にはアップテンポな曲が、『マイ~』にはスローな曲が収録されているのだそうだ。で、聴いてブッたまげたのはトニー・ウィリアムスのプレイ。ジャズ・ドラムというと、シンバル・レガートがメインでスネアがアクセント、タムとバスドラはなくてもいい、みたいなイメージだったんだけど、トニーはとにかくバスドラを踏みまくる。これがメチャクチャ気持ちいいのだ。ジャズ・ドラムの魅力に開眼したよ。正直、ドラム以外はあまり覚えていない。

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