曲の構成について

新曲の進捗は歌詞を除いて9割ほど。なんとか目処がついた。これで堂々とメンバーの尻が叩けるってもんだ。今回、構成でかなり悩んだので、構成についていろいろ考えた。僕が作る曲の構成はだいたいオーソドックスで、バース-ブリッジ-コーラスという流れが基本になっている。いわゆるAメロ-Bメロ-サビというやつだ。世の中の曲もこの流れで進行する曲が多いんだけど、もちろん絶対じゃない。バースとコーラスしかない曲もあれば、バースしかない曲だってあるし、そういう形式で解釈することすらできない曲もある。だからこれは形式として先行するもんじゃなく、結果的にそうなる、というもんなんだと思う。ようは、形式にこだわるな!ってことだ。でもこれって言い換えると、インスピレーションに聞いてみろ!ってことだから、そう簡単なことではない。1つのメロディや、ギターのリフを作ることと、それを曲として完結させることとの間には、絶望的な断絶があるのだ。その橋渡し役がインスピレーション。形式に則るということは、ここにとりあえず橋をかけるということで、構成が悪い曲というのは、とりあえず橋はかけたけれども曲がってたり壊れてたりして渡りにくい、もしくは渡れないということになろうか。だがしかし!橋としては渡りやすいものが望ましいのだが、渡る側としてはすんなり渡れればいいというものではないのだ! たんに渡りにくいだけで不愉快な橋は問題外として、コンクリートで作られた堅牢な橋を渡るときと、脆弱な吊り橋を渡るときをともに想起されよ。日常生活で渡るならしっかりしたものが良いが、楽しむなら多少ヤバいものが良いのではないか。途中の緊張感と渡り終えたときの多幸感があったときに、また渡ってみたいと思う。難しいのはここらへんのサジ加減なのだ。退屈じゃなく、恐すぎない。世に言う名曲ってのは恐すぎるちょい手前なんじゃないかな。渡る人によっては恐すぎて敬遠されるけれど、何度か渡ることで病みつきになる。サジ加減と書いたけれど、ここまで微妙なところだと作った本人でも判断が付かないのではないか。まあ名曲はさておき、言いたいことは、今回いちおう曲はできたけれど、構成にムリがあるってこと! 前回新曲を熊崎さんに聴かせたときにアルバムの曲だと言われたが、ヘタすると今回はアルバムにすら入れてもらえないかもしれない。でも、出来はともかく作ったのだから、尻は叩かせてもらう。

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