なぜエアコンは冷房と暖房を自動で切り替えてくれないのか

昨日のスタジオ練習で高西さんが、冷房と暖房とではおなじ設定温度にしても出てくる風の温度がちがうのは納得できない――と憤慨していた。たとえば設定温度を20度にしたなら、冷房とか暖房とか関係なしに20度にしてくれればいいじゃないかと。まあたしかに、冷暖房装置には温度計がついているのだから、それと設定温度との差を判断して、冷風なり温風なりを吹き出してくれれば、こっちとしては現在の室温がどうとか、適切な設定温度は何度かとか、そういうことを考えなくてもいい。1年じゅうボタン1つでいけるはずだ。

で、調べてみたんだけど、わかったのは、冷房が吹き出す温度の範囲は10度前後で、暖房が吹き出す温度の範囲は50度前後だということ。たとえば設定温度を20度とした場合、20度の風を吹き出してもしょうがないわけで、冷房の場合は10度くらいの冷風を吹き出し、暖房の場合は50度くらいの温風を吹き出す。もしまちがえて冬に冷房をつけ、設定温度が20度だったとしても、冷房はせいぜい10度ちょっとの風しか出せないから、室温が5度くらいだったとしても、気温差は少ないので冷たく感じる。ここまではいい。問題は、なぜそれをエアコン側で判断してくれないのかということだ。だって、自動車のエアコンはそうなってるじゃないか。ここらへんがよく分からない。冷房と暖房とではしくみが真逆だから、スムーズに切り替えられないのかなと思うんだけど、じゃあ車はどうなってるんだと。家庭のエアコンと自動車のエアコンでは、おなじエアコンでもしくみがまったくちがうのか。でも、そういうエアコンがないわけではないみたいで、たとえばダイキンの「中温用インバーターエアコン」は、年間を通じて一定の温度に保てるらしい。ただしこれはルームエアコンじゃなくて業務用。まあ結論としては、よく分からなかったんだけど、冷房と暖房は手動で切り替えなきゃいけないみたい。

ザ・サブウェイ・レコーディングズ
ザ・スタジオ・レコーディングス

スーザン・ケイグルのデビュー・アルバム『ザ・サブウェイ・レコーディングズ』(06年)と2ndアルバム『ザ・スタジオ・レコーディングス』(07年)を聴く。ニューヨークの地下鉄の駅構内で演奏していたら音楽プロデューサの目に止まってデビュー――なんて誰でも思いつくような物語だし、デビュー・アルバムはその駅構内でライブ録音――なんて安っぽい展開だけど、そういうベタな話が現実にあったそうで、その主人公がこの25歳の女の子。タイトルを見れば分かるけど、『サブウェイ~』はライブ録音されたもので、『スタジオ』はスタジオ録音されたもの。『サブウェイ~』はマジで「ライブ」なので、まわりの人たちの歓声やざわめきはもちろん、電車のブレーキ音なども入っている。ストーリィを想像しながら聴くには断然『サブウェイ~』だが、楽曲を聴くには断然『スタジオ』。録音のちがいもあるんだけど、『スタジオ』はコーラスも入っているし、楽器のアレンジもちがう。ひょっとしたらメンバーがちがうのかもしれないが、ドラムは『スタジオ』のほうが何倍もうまい。 肝心のボーカルは透明な声とストレートな歌い方で、聴いているだけで思わずニンマリしてしまう感じ。楽曲もキャッチーだし、これを聴いてスルーする音楽プロデューサはいないだろう。おすすめ。

「なぜエアコンは冷房と暖房を自動で切り替えてくれないのか」への8件のフィードバック

  1. 冬に冷房をつけ、①室温が5度②設定温度が20度の場合、室内機から風はでますがそれは冷風ではありません。ただの風(扇風機と同じ)。
    理由は室外機のコンプレッサーが運転(冷媒ガスを圧縮)しないからです。
    コンプレッサーが起動するしないは室内機(またはリモコン)に付いているセンサーによります。
    ただし、室温が5度で設定温度が0度だったとしたら、設定温度に近づけるためにコンプレッサーが運転します。
    ようするに冷房の場合、室温よりも設定温度を低くしないと室外機のコンプレッサーが起動せず冷風はでません。
    室内機は冷房暖房設定温度に関係なく常に送風状態です。
    センサーで室温を感知してコンプレッサーが運転するときだけ冷風または温風を出すとういうことになります。

    中温用インバーターエアコンは、室温を10~28℃(乾球温度)の一定温度範囲に
    制御します。
    主に食品加工工場、調理施設など通常のエアコンよりも低い室温を維持したい場合に向いています。

  2. なるほど~!
    分かったような…難しい話なような…
    いや~ね~これはずーっと前から疑問だったのだ!少し理解できた。こんな細かい「なぜ?」はまだ沢山あるなぁ。またスタジオで憤慨しよ~
    したらシンゴが調べてくれる。そして専門家がコメントをくれる。ありがたや~
    エアコン屋さんは風俗にも詳しいあの人ではなかろうか???

    違ったらすいません。

  3. 詳細な説明、ありがとうございます。で、問題は、なぜエアコンの暖房と冷房がシームレスじゃないのかということなんですが、そこらへんはどうなんでしょう。つまり、室温が5度なのに冷房をつけても送風状態にしかならないのであれば、エアコン側で室温が5度ということはわかっているのだから、勝手に暖房にしてくれればいいと思うわけです。そうすれば、「おかしいなー、冷たい風が出てるなー、あ、冷房になってた!」ということはなくなるのではないかと。

  4. クルマのオートエアコンは冷房の機能しかついてません。
    設定温度を20℃とした場合、車内温度が25℃だったら冷房運転し20度まで下げてくれます。
    逆に車内温度が15℃だった場合、エアコンそのものには暖房機能がないのでエンジンから出た熱(←詳しいことは知りませんが)で温風を出します。
    その点はエアコンが付いてない車でも暖房をかけられるのと同じです。
    その2つを繰り返して20℃に保とうとします。

    室温が5℃で寒い場合、設定温度を上げて、暖房または自動運転にすれば温風がでますが残念ながらすぐには出ません。
    コンプレッサーが3~5分運転しないと温かいガスを作ってくれないからです。
    家庭用業務用エアコンの場合、設定温度を20℃で「自動運転」にした時、室内が10℃なら暖房運転、室内が30℃なら冷房運転をしてくれるというだけです。
    設定が20℃でも多少の誤差が当然でるので20℃ジャストにはなりません。
    では、エアコンが効いて室温が18~22℃くらいになったときは、室内のセンサーで暖房か冷房の必要な方を臨機応変に選択し20℃になるよう運転します。
    自動でも冷房⇔暖房の切り換えには必ず3~5分の時間を要します(室外機にある四方弁でサイクルを変えるために)。

  5. 車のエアコンにはエアコン機能がない!?

    あまりの衝撃に失禁しそうになりました。だから車は「切り替え」る必要がないのか。つまり、冷房と暖房とではしくみが真逆だから、原理的に「切り替え」が必要だと。しかも適度な風を吹き出すことはできないから、すごく熱い風かすごく冷たい風しか吹き出せない。

  6. いや、ちがうな。真夏に暖房、真冬に冷房は作動しないのか。たとえば真冬に冷房をつけても、じゅうぶんに寒いから、送風状態になる。暖房をつけたときは設定温度まで室温が上昇し、それを超えたときに、送風状態になる。で、これが自動運転だったとしても、設定温度を超えたときに冷房に切り替わるんじゃなくて、やっぱり送風状態になる。だけど、外気温が20度くらいの場合には、暖房も冷房も作動するから、自動運転なら切り替えることができる――のかな。

ファン1号 にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください