民主党は迷走し続ける

東京都知事選での民主党の候補者擁立は、打診した相手にことごとく断られ、また擁立断念かと思いきや、いったんは断った前宮城県知事の浅野史郎氏が出馬を匂わせている。インタビューの様子を見るかぎりでは、出るんじゃないだろうか。今回民主党が打診した相手のなかではもっともまともだが、もし出たとして、はたして石原慎太郎氏に勝てるだろうか。僕はたぶん勝てないと思う。もし民主党が筑紫哲也氏や鳥越俊太郎氏に打診せず、最初から浅野氏一本だったら可能性はあったかもしれないが、迷走に迷走したあげくの擁立。浅野氏にとっては民主党のバックアップなんてディスアドバンテージでしかないのだ。

宮台真司、神保哲生ほか『ネット社会の未来像―神保・宮台マル激トーク・オン・デマンド3』(春秋社、06年)を読了。インターネットで配信している「マル激トーク・オン・デマンド」の書籍化第3弾で、今回は宮台氏と神保氏の対談ではなく、その筋の論客(東浩紀、水越伸、西垣通、池田信夫)を交えた鼎談形式となっている。いまインターネットというと、あんなこともできるようになった、こんなこともできるようになったと、技術的な側面から社会がどのようにかわるのか、という楽観的な話になりがちだけど、もっとよく考えなくちゃいけないよ、と。劇的に変化しているからこそ、気づいてからじゃ手遅れなのだ。

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