ハメたのは誰だ

堀江が武部の次男に送金指示をしたというメールの真贋論争が賑やかに行われている。なんでもヘッダの表示がライブドア社内で使われているユードラのバージョンと合わないとか、「シークレット」の長音記号がハイフンだとか、数字が全角だとか、署名のしかたが違うとか、いったんエディタにコピペされているとか、まあ、なんだかんだといろいろ怪しい点があるらしい。ここまで怪しいのなら、偽造には違いないのだろう。問題なのは、誰が誰をハメたのかということだ。民主党が自民党をハメようとしてボロが出たのか、自民党が民主党をハメようとしてガセをつかませたのか、それとも――。ここでちょっと気になるのは、立花隆が早々にライブドア事件は犯罪史上に残る大事件であると言い、野口の死も他殺であると断言していることだ。アメリカが小泉をハメたのか?

小室直樹『経済学をめぐる巨匠たち』(ダイヤモンド社、2003/12)を読了。ロック(ジョン・ロックね)からスミス、リカード、ベンサム、ケインズと、経済学の巨匠たちに焦点をあてながら経済学史を解説したもの。経済思想は「セイの法則」を認める古典派経済学と、認めないケインズ経済学とに分けることができ、経済学史とはその対立の歴史である、という一貫した視点から書かれており、とても分かりやすい。もちろんあまりに大雑把で分かりやすすぎるとは思うんだけど、僕なんかにはこのくらいがちょうどいいかな。楽しく読むことができた。

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