イアン・ウィルムットはクローン羊の夢を諦めた

ヒトの皮膚細胞から万能細胞を作ることに、京都大再生医科学研究所が成功したんだとか。ES細胞は受精卵や卵子をもとにしているが、これは皮膚細胞。4つの遺伝子を導入することで、体細胞を胚の状態に戻し、さらに分化能力を取り戻す初期化ができちゃうらしい。これで再生医療が現実味を帯びてきた。クローン羊を開発した英国ロスリン研究所のイアン・ウィルムット博士は、このニュースによりヒトクローン胚の研究を断念したという。ただ作成過程でがんに関係する遺伝子やウィルスを使っているため、まだ問題はあるようだが、ここまで見えれば後は時間の問題だろう。人類史の大きな転換点といっても過言ではない。なぜこのニュースがトップニュースじゃないのか理解に苦しむ。国をあげて研究をバックアップするべきだ。

ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟1』(光文社古典新訳文庫、07年)を読了。読了――といってもまだ1巻だから道半ば、先はまだまだ長い。こういうのは学生のうちに読んでおくべきなんだろうけど、このまま読まないというのもあれだし(なんてったって世界最高の小説だから)、新訳が出たことでちょっとしたブームになってるこの機会に読んじゃおうかなと。で、だからおもしろさは期待してなかったんだけど、おもしろくなかったら世界最高なんて評されるわけはないわけで。ただ、学生のときに読んでいたら、途中で投げ出していたと思う。といってもこの先、投げ出さないとはかぎらない。

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